エジプト王国最後の女王、クレオパトラは絶世の美女と言われ、現代にもその美しさにまつわる物語が言い伝えられています。
彼女は見た目の美しさはもちろんのこと、美声であり、話し方や教養面においても完璧だったと言われています。
その美しさは世の男性すべてを虜にしていたとも言われ、歴史上の物語ではローマ時代の英雄、シーザーやアントニーなども彼女に夢中だったと記されているのは有名な話です。
彼女は内面、外面の美しさのためには努力を惜しまない女性でした。
内面の美しさを磨くために勉学に励み、高い教養と知識を身に着け、社交界では、群を抜いてセンスのある会話をしたと言われています。もちろん外面の美しさも努力を惜しまず、日々さまざまな美容法で美貌を保っていました。
彼女がおこなったとされる美容法は語り継がれ、現在でも世界中の美容法として実践されているものも多く残っています。

クレオパトラが美しさのために実践していた美容法は、牛乳風呂や純金パック、真珠パックなど、いくつもありますが、特に彼女が気に入っていたものがバラを使用した美容法です。
バラの精油をバスタブに入れて入浴したり、美容液として使ったり、バラをベッドなどに敷き詰めてアロマ効果を演出したりと、その当時から高貴な花として知られているバラを贅沢に使用して美しさに磨きをかけていました。
その当時はバラの医療効果や美容効果などは科学的には解明されていませんでしたが、現在はバラに関するさまざまな美容への有益な効能が解明されています。
またバラの美容法に限らず、彼女が実践していた牛乳風呂や純金パックなども、現在でもポピュラーな美容法として残っています。
おそらく彼女は美の直感に優れていて、美しさを保つために必要なものを見抜いていたのでしょう。

彼女が愛したバラの美容法について、現在ではしっかりとした科学的根拠のもと、美肌に良いとされています。
その根拠はバラの香りを嗅ぐことで、脳を刺激して女性ホルモンが増えるということが、近年の研究で判明しています。
女性ホルモンは肌に必要なうるおいやコラーゲンを増やすために、とても大切なホルモンのため、香りを利用して女性ホルモンを増やすことは美肌に有効とされているのです。
それだけでなく、女性ホルモンが増えることにより、美髪やダイエットにも関係することが解明されています。
またバラから抽出されたローズオイルは体臭を抑える働きがあることも分かっています。
ほかにもローズオイルにはビタミンCを多く含み抗酸化作用に優れていることから、シミやシワなどの老化を防ぐにも有効だと言うことが分かっています。
クレオパトラが愛した数ある美容法のなかでも特にバラを気に入っていたのは、このような理由からなのですね。
またバラの香りには男性を魅了する媚薬のような成分も含むとも言われています。
彼女が世の男性を虜にできたのは、バラの放つ香りにも秘密があったのではないでしょうか?