クレオパトラも愛したと言われるバラ・・・。大昔から高貴な花の代表として今も人々を魅了しています。そんなバラは見た目の美しさはさることながら、その香りもとても優雅で人々の気持ちを落ち着かせてくれます。最近ではバラの香りに関してのさまざまな研究がおこなわれていて美容、健康効果があることが解明されています。バラの香りが身体に与える作用はさまざまで、美容や医療の現場でも積極的に使用されています。バラの香りにはどのような作用があるのでしょうか?

 

バラの香りの効能には女性ホルモンを増やす作用があるとされています。女性がいつまでも若々しくいるために必要な女性ホルモンには、エストロゲンと言われるホルモンが関係していています。女性に月経や妊娠があるのもエストロゲンによるもので、丸みを帯びた女性らしい身体を作るのにも関係しています。このほか、エストロゲンはコラーゲンを産生、骨密度アップ、自律神経バランス保持、コレステロール正常化など女性の美容、健康にかかわるすべてのことに関係するホルモンですが、バラの香りによって増えることが近年の研究でわかっています。女性が特にバラを好む理由は、このような作用があることを、本能で知っているからかもしれませんね。

 

また、バラの香りにはストレスを軽減する作用があるとも言われています。これはバラの香りの癒し効果を示した研究データとして挙げられていますが、その内容は、ストレスを感じるとヒトの体内にはコルチゾールと言われるホルモンが分泌され、免疫力が低下してストレスによるさまざまな体への影響がでますが、バラの香りを脳に刺激させることでコルチゾールの分泌が抑えられたと言う内容です。また気持ちへの影響として抑うつ作用、悲観、ヒステリックなどを和らげる作用もバラの香りにはあるとわかっています。この作用は男性にも有効とされていて最近では男性でもバラの香りを身にまとう方が増えているようです。心療内科などの心の病気を治療する現場では、バラのアロマをたいていることが多いのもこのためなのですね。

 

このほかにもバラの香りの効能は多くあります。古代ローマ人はバラの香りで二日酔いを解消していたとも言われています。バラの香りには体内を浄化し毒素を排出する効果があると知られていて、バラの香りを嗅ぐことでむくみ解消にもつながるのです。また、香りを嗅ぐことで血行が促進されるので、冷え性や肩こりなどにも効果があります。このようにバラの香りには、多くの有益な作用がありますからアロマやフレグランスなどでもよく使われるのですね。

 

このような理由からバラの香りがさまざまな場面で使われるのですが、なかでもブルガリアが産地のダマスクローズから採取したローズオイルは香り高いことで有名です。農薬を一切使わずに栽培されたダマスクローズからは、ほんの少ししかオイルが取れないので、希少価値も高いのですが、体への作用も高いと言われています。バラの香りのフェロモンでさらに魅力ある女性になりましょう。